無事、病院で出産を終えて二時間後には、自宅に家族で帰ってきました。足をガクガクさせながら、どうにかベットまでたどりつき、やっと休憩です。
今回の出産は促進剤を入れてから4時間のスピード出産だったので、体力がだいぶ残っており、出産後も夫が作ってくれたお弁当をもりもり食べ、家でも息子見てひたすら可愛いと思っていられる余裕がありました。陣痛にしっかり耐えていたのも実質2時間程。本当にあっと言う間で、経産婦バンザイでした。
ちなみに、前回の娘の出産は19時間の促進剤に陣痛に耐えての出産だったので、終わったあとはもう放心状態で気づいたら2時間ほどベットで寝続けていました。
トータルの時間が違うとこんなにも産後の体力に違いがでるのかと痛感いたしました!
日本での産後は一週間の病院生活でした。これが私にとっては結構辛い思い出でして…母子同室の共同部屋で、娘は夜一分続けてでベットで寝ることがなく、ひたすらに抱っこか泣いているの連続。入院中の夜は、新生児室か廊下をウロウロして朝を迎えていました。病院の遠くから見えるアパートの光を眺めて、早く家に帰りたいとなんど思ったことか…もちろん、病院にいたことで赤ちゃんの体調にいち早く気づいてもらえて、対応してもらえる有難さは本当に素晴らしいと思います。
さて、今回は2時間後からの我が家でしたが、やっぱり家は一番リラックスできます。そして上の子も一緒に過ごせるのは本当に良かったです。親や親戚に預かってもらうことも出来ないので、こうして夫と二人で子どもたちをみるしかありません。2人目なので最初から家でも少し気持ちに余裕があったとも思います。
「なににも丁寧で慎重な日本スタイル」は初産婦さん向け
「おおらかに(多少おおざっぱに?)個人を尊重してくれるオランダスタイル」は経産婦さん向け
だなというのが、二か国で出産した私の感想です。
家に到着後から2時間後ぐらいにクラームゾルフさんが到着しました。クラームゾルフさんは新生児と産褥婦さん専門のヘルパーさんです。
オランダ人の方に来て頂いていたので、お料理は頼まずに、掃除と上の子の相手を主に頼みました。
家族以外の方にあまり長く滞在されるのも、そこまで得意ではないので一日3時間の短時間コースでお願いしました。
掃除は特に範囲を指定していなかったのですが、トイレ、お風呂、キッチン(コンロまで)、リビング、寝室、洗濯物畳みと隅々までピッカピカ!噂には聞いていましたが、これならずっとしてもらいたかったです。
オランダならではだなと思ったのが、新生児のお世話に仕方です。
「帽子、靴下、湯たんぽは当たり前」
春の出産でしたが、やっぱり夜や朝方はかなり冷えます。夏でも寒い日があるくらいなので。新生児は体温調節が上手ではないので、しっかり保温する必要があります。寒い国で乳児の子育ては本当に大変なのだと改めて感じました。
あと、検温がお尻にブスッと刺すスタイル!なので、赤ちゃん専用の体温計を用意します。
そして、まさかの母もお尻で検温でした…これは油断していました。「だからか、体温計は必ず新品を2本用意してくださいって言われていたのはー!」って心の中で叫んでました。その瞬間までなぜ必要なのか分かってなかったんですね私。。
産後一週間でその後、事件が起こり、床上げ三週間まで待たずに動くことになりましたが、お家で家族と過ごせる産後もリラックスでき、とても良い思い出になりました。
気持ち良いかな?初めてのお風呂♪まだまだちっこい時期です。懐かしい。
*最後までお読みいただきありがとうございました*
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