わんぱく心疾患持ち息子がCT検査を受けた結果

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コロナ騒ぎのおかげで、春の検診が延びのびになってから、ようやく久しぶりのエコーを病院で受けることが出来ました。

結果は、エコー上では十分に肺動脈が欠損していた右肺が、左肺と同様に大きく成長したようで、CTで詳細な検査をし、次の手術に向けて、途切れている血管のサイズや長さや位置などを計測することになりました。

しかーし。このCTの検査、話の通じない、じっとしていられないMAXの月齢である1歳児にとっては一大事。

今回は検査前に睡眠薬を投与して、寝ている間に台に固定して撮ろうという計画でした。

当日、病院に到着すると久しぶりの一般病棟へ。半年前には、色々と格闘した懐かしい病院です。(ここの地域病院はあまりいい思い出なく、、私自身は苦手)

息子はというと、酸素チューブをつけているもの、もの凄い勢いで動いて遊ぶようになっており、ベッドから降りては、部屋を散策して、窓から犬を見つけて叫んで喜んでとすっかりお楽しみモードでした。

さて、まずはじめに睡眠薬を投与するための点滴の管を入れる処置のために別室に呼ばれました。

な、なんとそこでは、シャボン玉を吹く係のお姉さんまで。

子どもがリラックスしていられるようにとの配慮です。日本ではなかなかないのではと思います。

でも消毒をして、針を刺そうとする周りで、

「美しく弾け、飛び散る、シャボン玉」

そこまで気にならなかったですが、そういう意味でも日本ではあまりみない光景なんだと思います。

さて、無事に点滴もつけ、いよいよ睡眠薬の投入です。

が、これがぜーんぜん効きません。え?ってくらい元気で、うとうともしません。

なかば無理くりCTの検査室へ連れていき、投入し続けましたが、動き回る。

ということで一旦病室へ戻り、時間を置いてから再チャレンジになりました。そして数時間後、再度睡眠薬を入れて少しうとうとし始めた息子を急いで、複数のスタッフさん、通訳さん検査室へゴーです。

ドクター達を検査士さん達も1日に二度もスケジュールを合わせてくれたものの、全然眠れずに、この日は断念することになりました。後日、全身麻酔を使って、大学病院にて再検査の運びになりました。

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しかし今日は睡眠薬を大量に投入しているため、万が一に備えて、病院にて一泊することになりました。

さて、ここからが実は大変だったんですーーーー!

まさか、病院に宿泊するとは予想せずに準備をしてきたものですから、家から薬を多めには持ってきておらず、夜中11時の薬の時間になって、

「あれ?足りなくない…?」

急いで看護師にストックはないかと訪ねて、調べてもらい返事がきたのが、12時ちかく。

「うちにはないわ。家に誰かいる?車持ってる?持ってきてくれない?」

(嘘でしょ。。そこどうにか工面してよー。こっちは今日泊まるなんてそもそも聞いてないんだしー泣。我が家車無いし、娘寝てるからパパに持ってきてもらうの難しいし。)

ということで、病室から夜中のダッシュして終電間際のトラムに乗り、ダッシュで薬を受け取り、折り返して病院にたどり着いた先には、暗闇の中、ビカビカのテレビをみさせられている息子を発見しました。(深夜1時)

色々疲れ果てていた私はここで看護師に「なにやってるの?」と喧嘩越しです。

「だって泣いてからー。」とさっくり、安定のごめんねもなく。

こういうところにいつも、大学病院と地域病院の質の差を感じてしまいます。

翌日の昼過ぎに、帰宅オッケーが出たので、無事に家に帰り、次回のCTの検査の案内をひたすら待ちました。

*最後までお読み頂きありがとうございます*

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