サマータイムが終わった瞬間、11月から3月までのオランダは、がっつり冬気候。真っ白い空が延々と続く、寒々しい季節。
そのため、上記の期間はニット、ダウン、ブーツが欠かせない私です。
さて、タイトルの
「高いニットセーターか、安いニットセーターを買うべきか。」
これ意外とママには問題なのですよ。
一枚スポッてきたら、それだけで、おしゃれに見えるし、温かいし、楽ちん。
だから子どもを持つ前は大好きでした。そうです、母になるとそうそう着ていられなくなったのも事実です。
とくに幼児を持つママは、日々の子育てに奮闘しながら、繊細なニットを気にすることなんて出来ない。
- ベタベタの手で触られる
- 涙や鼻水したたる顔をスリスリされる
- チクチクが子どもの肌を刺激する
- ぐいぐい引っ張られる
- 頻繁にニットだけ別でなんて洗えない
- 毛玉の処理する時間もない
でもこれは子どもとの当たり前のスキンシップなので、「ママ、今日大事なニットだからごめんね!」とか言えないですし、あんまり言いたくないです。
だから、幼児子育て真っただ中の場合、高いニットじゃなくて、安いニットを買った方がいい。
という意見もある。ダメになったらすぐ買い替えればいい。しかし一方で、安いニットは本当にすぐダメになってしまうので、環境のこと、羊毛の現状などを考えるとポイポイとは買えないなあと思うんです。
だから高い質のいいニットを買った方がいい。
という意見もある。
加えて、産前に買ったニットを何年も眠らせるのはなーとも思ってしまう。「さあ子どもも抱っこしないし、着れるぞ」ってなった時に、着たら「あれ?なんか違う?」なんて一番悲しいです…
タンスの肥やしにはしたくない。でも簡単に着れない。でも今のお気に入りだから、着ないといって手放したくない。
ということで、私の出した結論は、
着たい時には、思う存分着る!!
ウール100%でも、白でも、買った時に1万円を超えていようとも、着たいなら着る!!
- ベタベタの手で触られる→汚れは諦めます。
- 涙や鼻水したたる顔をスリスリされる→諦めます。
- チクチクが子どもの肌を刺激する→ハンカチやガーゼをあてがいます。
- ぐいぐい引っ張られる→諦めます。
- 頻繁にニットだけ別でなんて洗えない→諦めます。
- 毛玉の処理する時間もない→諦めます。
実際、産前から来ていて、その後も着たいように来ている(現在進行形)白のケーブルニットがあります。買った時は一万円を超えていたので、私的には白の汚しやすいトップスにしては奮発しました。なので、お気に入りなのです。
もちろん、日々子どもからの襲撃(笑)もありますが、なんだかんだで5年お世話になっています。ウール100%使用はやっぱり丈夫で、温かい。毛玉もなりにくい。細かく見ると少しずつ汚れている部分も出てきたりしましたが、でも好きな時に好きなように着れるのは、やっぱり気持ちがいいものです。
羊さんに感謝しつつ、もう存分に着倒したいと思います。
気分に合わないから、とりあえず捨てて次はこれで、と頻繁に買いと捨てを繰り返すミニマリストにはあまり憧れていなくて。やっぱり、最後までキチンと使い倒したい派です。
とくに最近、安いウール製品が多く出回っていますが、それも気になるところで、そんな沢山の毛、安全に刈られているのか?しかも製品としてその値段なら原料の段階でいくらの価値になっているんだろう?ってすごく疑問が湧いてしまいます。
コットン生地のものと違い着るシーズンが限られているので、やはり買う時には慎重になります。
今後は出来るだけウールやカシミアなどのニットなどは古着で買おうかなとも考え中です。
今年はなんとオランダの公園にて、無料でスケートを楽しめました。
氷はフェイクでしたが、人生初スケートの娘にはちょうど良い滑り具合で怖がらずに楽しんでいたようで良かったです。
冬至を過ぎ、また少しずつ日が伸びていくのをかみしめながら、お気に入りのニットと共に春が来るのを待ちたいと思います。
*最後までお読みいただきありがとうございました*
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