日本人ママにとってはびっくり!オランダのナースさんあるある。

息子が生まれる前までは、ほっとんどホームドクターにかかったことがなかった我が家でした。

そんな生活が一変。息子が生まれて、初めに原因不明の感染症にかかり、その後先天性心疾患が見つかり、今まで、計4か所の施設を回ってきました。

こうした中でオランダ人だからこそ??!日本では遭遇しなかったナースさんあるあるに出くわした私たち親子です。

  • 話し声が大きい
  • 引継ぎをなかなかしてくれない
  • 白人のナースさんが多い
  • 蒙古斑をみたことがない

〇話し声が大きい

これはナースさんたちに限ったことではなく、オランダ人全体的に、話し声が大きいです。おしゃべり好きな人達なので。全然いいんです、普段は。

しかーし、幼児病棟では話が別!!

母としては最後は寝かしつけて、寝顔を見て帰宅したいのです!

もう夜7、8時になりお腹が空いたとぐずる娘を横に、最後のひと踏ん張りで息子を寝かしつけてベットにおいて、柵を最小限の音で上げて、そーっと帰る準備をしてナースさんに挨拶をしようと、声をかけると、

びっくりするほどの大きな声で「あ、帰るのね。センサーつけた?」など言われて、息子もビクッと起きてしまったり、

一人目のナースさんは静かに話してもらうことに成功しても、他の誰かがそのナースさんをドアの外から大きな声で呼んでそれに大きな声で答えて会話してる間に息子が起きちゃったり。このハプニングはしょっちゅうでした。

〇引継ぎをなかなかしてくれない

これ、学校の先生でもあるあるなんですが。。ミルクの量だったり、時間のあけ方や、お風呂の入れ方など、伝えることが出来ても、次の人には全然引き継がれていなくて、最低3人くらいは何度も同じことを伝え続けてようやく定着する感じが何度もありました。

これも慣れてくると、こっちもその都度で言い続けることに慣れてきたりします。でも、どうしても!という内容の時は、その人にしつこくいい続けます。(笑)それくらいが実は丁度いいのか、日本人が几帳面で遠慮しがちだからかなあとも思いますし。今住んでいるオランダのスタイルに合わせていくしかないですよね。

〇白人のナースさんが多い

病院ではとくに感じることが多かったこの人種間の差異。清掃の方や、受付の方は、中東系の方だったり(ヒジャブを被っている方も多い)、黒人の方もチラホラいらっしゃいました。

人種間の学力格差、家庭の経済力格差がこうして表れているのかなとも思いますし、でもこれはオランダに限ったことではないことですよね。

また白人のナースさんで、英語が全然という方も珍しくいらして。話を聞いたら、ポーランドから来ていると。なので、白人の方って一くくりにもまた簡単には出来ないのも分かります。私たちアジア人だってそうなように。

話がそれますが、オランダの労働力って、結構こうした東欧諸国の方に助けられている部分も、実はすごく大きい国です。とくに農業などは。小さな国、オランダの経済はこうして様々な移民たちによって支えられています。

〇蒙古斑をみたことがない

蒙古斑って日本人にとってみたら、赤ちゃんのシンボル的なものでごくごく当たり前の光景ですよね。

でもこれがオランダ人の方にとっては、ほとんどの人が見たことがないようで。

どの施設に行っても、これは何かの病気なのか?と必ず質問されました。説明すると、「教科書で見ただけだったわ。初めて見た!」と驚かれたり。日本人の私からすると、すごく不思議でした。

すごい時は、説明する前にナースさんが心配してドクターにお薬を出してもらおうとしていて、一度止めたことがあります。(笑)

オランダの病院にかかる人の参考になるといいなと思いますが、どうでしょうか(笑)、

こんな風にたくさんのナースさんに出会って、珍事件もあって、息子の治療が進んでいきました。

*最後までお読みいただきありがとうございました*