子どもの成長に連れて、その子らしさが出てくる瞬間は本当に嬉しい!
でも、その個性が炸裂していると、今の時代
発達障害かもしれない?
と思われてしまったり、親としては心配になったり。
集団行動を多く求められるようになる小学校入学以降に、ADHDなどの発達障害を疑い、診断テストを受けたり、病院で行動を抑制する薬をもらったり、という子どもも少なくはない時代になりました。
- すぐイライラしてしまう
- 集中できない
- 怒りを引きずってしまう、場面を切り替えるのが苦手
などの悩みを抱えて、相談をすることもあるかと思います。
そんな時、病院やクリニックで診断を受ける前に!
お家で出来るケアがあります。
内容は、
とても簡単で、
ものすごんくシンプルな内容
そして工夫の仕方で節約にもなります。
ですが、意外とこんなアドバイスをくれる人はまわりに少ないかもしれません。
前職では、小学生とその保護者の方と関わる立場でありながらも、伝えることが出来なかった…
だからこそ!この記事に書きたいと思います!
〇白砂糖をやめる。
精製されている白砂糖は中毒性が高く、一気に血糖値が上がります。この急上昇が、とても体には負担なんです。それをどうにか通常運転に持っていくために、体は四苦八苦しています。でも体が頑張っているのをよそに、食べても食べても、もっともっと欲しくなり、また食べてしまう。これの繰り返しで、ハイになって、ローになって、イライラや落ち着きが無くなります。
昔は平気で、大袋のチョコを食べ続けてましたね。。お菓子のまちおかとか大好きでした。だって、止まらない。依存性がある部分では、アルコールや煙草と同じなのかもしれないですね。
大人だってやめるのが、大変な砂糖です。ましてや子どもなんてと思いますが、取り組んでみると、イライラが解消されるだけでなく、
- 体温が上がる
- 肌に透明感が出る
- 疲れにくくなる
といった体の変化をもたらしてくれるはずです。
白砂糖がなくても、みりんや、甘酒、果物、ドライフルーツなど、甘味を楽しむことはいくらでもできます。
甘味料を見直すことは、食事の質を高める一番の近道で、節約だと思いますよ!
〇合成香料をやめる。
最近では「スメハラ」という言葉も出てきたくらい、香り付き商品の香料の強さが問題になってきています。その害は、子どもにも然り。落ち着かない、体調がだるいなどの症状に繋がりかねません。
柔軟剤、洗濯洗剤、消臭剤、制汗剤、シャンプー、リンス、ボディソープ、ハンドソープ、香水、掃除用のシート、あと最近では抗菌ジェルなど…香り付きの商品が、たくさんお家から出てきませんか?
香りって本来は、人を癒す効果があるはずなのに、なぜ問題になってしまっているのか。
それは、「その香りが天然のものではない」からです。
ドラッグストアなどで出回っている多くの香り付き商品の香料は、合成香料が使用されています。しかし日本の成分表示には「香料」と二文字のみで済まされてしまっているのが現状。合成香料がなぜいけないのかというと、石油成分由来のもので作られているから、もしくは抽出段階で大量の石油薬品によって絞り出された香料であるからです。人は香りを嗅ぐと、その成分はそのまま直に脳へ到達します。飲み薬や、点滴なんかよりも抜群に効果が高いのです。
でも、石油をくんくん嗅いでリラックスするのは…難しいですよね。たとえ、無臭だったとしても。
効果が高いからこそ、せっかく香りを楽しむ、癒すアイテムに使いたいなら、天然のもの、自然な状態に近いものを使った方がいいかなと私は思います。
変な話、香水ぷんぷんのお姉さんよりも、汗臭いおじさんの方が良かったり(?!)
合成香料から一度離れると、その化学的な香りの強さが、いかに異常なのかに気づきます。私自身、ドラッグストアや、デパートの化粧品コーナーなどでの長時間の滞在はなかなか厳しいです。今はそうした場所で日用品の買い物をあまりしなくなったので、売り場をぐるぐるまわる必要はなくなりましたが。
〇部屋を整理整頓する。
多動傾向がある子どもは、聴覚、視覚が敏感である傾向が多いです。そうした子どもたちが、気持ちを切り替えてクールダウンするには、やはり物がごちゃごちゃしていない空間が必要です。
ものが溢れている部屋では、「視覚的ノイズ」が多すぎるため、気持ちを落ち着けるのには適していません。
またイライラしている時に、物がなければ物に当たって何かを壊すということも少なくなります。お家でクールダウンの方法や、感覚をつかんでおくと学校や外でも対応するのが上手な子になれます。
並べてみると、なーんだ食べ物を注意して、日用品変えて、部屋を掃除しましょうってことだけなんですが、これこそが子どもにとっては一番大事なんだと思います。
子どもにとっての生活環境は生命線そのものです。
子どもの社会は狭く、学校とお家の行き来に、少し習い事や児童館などの施設が加わる程度。身体的でも精神的でも、子どもが不調を訴える場合には、学校か家庭での生活ぶりを見直すことが一番だと思うんです。
ここに書いたことは、なにもお子さんだけに効果が出るものではないです。気持ちが落ち着くことで、今まで以上にその子を受け止める余裕がママさんパパさんにも出てくる。そうした安堵が生活空間にあるとないとでは、子どもの気持ち、行動にも大きな影響があると思います。
私自身は、いわゆる「発達障害」とされる子どもたちを見てきて、障害があるとは思えませんでした。色々な意見がありますが、私としては「発達障害はない派」です。なので、発達障害の症状を和らげるための薬を飲むことは、根本的な解決にはなっていないと考えます。
一方で、もう少し心地よく暮らせて、自分を出し、受け止めてもらえる環境さえ揃っていけば、また違った成長を遂げることができるかもしれないのに、とも思います。
もちろん、中には集団行動が苦手な子もいます。その子に合ったペースで成長する、学べる「環境」を配慮してあげることは、とても大事なことだと思います。
だからこそ、服薬の前にまずは、
お家の環境の見直し
がカギなんじゃないでしょうか。
卵、牛乳、白砂糖、小麦粉なし。でも「ちゃんとおいしい」しあわせお菓子
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