はじめてのカテーテル検査

生後3ヶ月の息子に、先天性心疾患の右肺動脈欠損が分かり、集中治療室での生活が始まりました。

どのような形で血管が途切れているのか、接続できる血管は存在するのかなどの詳細な検査が必要になり、カテーテル検査をドクターから告げられました。

オランダでは重要な面談の際には、電話にて日本語の通訳の方をお願いできます。これも健康保険でまかなわれています。

今の息子の状態に加え、カテーテル検査自体もリスクが高いことを伝えられました。はじめは戸惑いましたが、この検査をしないことには治療が進められません。

当日は朝から検査のための薬を入れていました。薬のせいか、息子の顔はパンパンに膨れあがっています。不安そうな息子の顔。。私は抱っこさせてもらいました。息子は私の抱っこで寝始め、少し落ち着いたようでした。

検査がおおがかりでリスクが高いということがスタッフさんの様子からも伺えました。

二時間後、無事終了したことが告げられ、一安心です。

検査の結果から、今後も治療計画がドクターから告げられました。

まずはじめに、右肺と左肺の大きさを同じにするための手術を行います。BTシャント術を行い、右肺への血流を増やします。

その後右肺と心臓の血管をつなぐ根治術を行います。

二回の手術をすることになりました。

一回目の手術の入るには、まず感染症から回復が必要なためすぐには行うことができませんでした。

結果、集中治療室を2週間、一般病棟を2週間滞在することになりました。

緊急搬送から一か月後、息子は生後4か月で一回目の手術でした。

*最後までお読みいただきありがとうございました*