赤ちゃんや、就学前の子どもと毎日過ごすには、外で息抜きをしたり、親同士のコミュニティー作りが必要な時もありますよね。
日本の場合は主に、その機能を児童館や子育て支援センターが担っています。東京都であれば、だいだいの家から歩いていける場所に児童館があると思います。
児童館では、小学生が学校に行っている平日の午前中を利用して、親子向けの幼児活動を行っていたり、終日幼児親子だけが遊べるスペースが用意されています。
オランダでは、というと。
幼児活動を「プレイグループ」と表現することが多く、主に教会や、幼稚園のホールなどで開催されています。
オランダのハーグ市には、英語主体のプレイグループがあります。そこでは、主に移民の親子や、駐在の親子が参加をしています。
年齢別にプレイグループが分かれており、それぞれ曜日が異なります。
①Den Haag Bumps & Babies:ねんねのクラス 金 11:00~12:30
②Rainbow Tots 0~4歳(主に歩ける子以上向け)火・水
私たち親子は②のクラスに参加してきました。
内容としては、
9:45 自由遊び
10:55 お片付け
11:00 みんなでお歌の時間
1回6ユーロを支払い(初回は無料です)、ホール内は、おやつやお茶が利用できるスペースと、遊び場に分かれています。
おやつは、果物、クッキーなどのお菓子。飲み物は、ミルク、ジュース、コーヒー、紅茶などが用意されているので、親も飲食が可能です。
遊び場では、大きなブロックや、車、人形、ままごキッチン、コスプレ、絵本や工作コーナーなど。聞くとハーグでは一番大きなプレイグループとのことで、遊ぶ内容もとても充実しています!
お歌では、「いとまきまき」「しあわせなら手をたたこう」など聞き覚えのある歌で(歌詞はもちろん英語ですが)なんだかホッとしました。
年齢が幅広いクラスなので、大きい子たちの激しい遊びもよく展開されていて、娘の年齢ではまだまだ放置できないでついてまわることが多いです。他のママさんたちは、コーヒー片手に談笑してる人も結構多い印象。日本の施設とは違い、こちらのプレイグループはとにかく自由です。お菓子のアレルギーの配慮もないですし、はさみも机に普通に置いてあります。すべてママパパ個人の責任に委ねられています。(けがと弁当は自前でスタイルです)
また日本と大きく違うのが、参加しているのがママだけではないということです。これは一番驚きました!オランダでは、パパも平日に休むことが一般的で、パパが連れてきていることも普通にあります。またナニーさん(こちらではベビーシッターさんをそう呼びます)が、子どもたちを連れてくる家庭も多く、多い日は半分がナニーさんの日も。
初日、ものすごく緊張して参加していました。一方娘は、とくに変わった様子もなく、ずんずん入っていき、お気に入りを見つけて遊んでいました。家族一肝がすわっているのは娘ですね。こういう姿に母はいつも勇気づけられています。最近では英語の歌も覚えてきて、自分でも歌うほどに成長してきました。「いとまきまき」は、英語バージョンでないと、手拍子してノッてくれない娘です。
ここで出来る繋がりは、私のオランダ生活の支えになっています!学校や会社など外に出ない私、ここで英語の練習もかねてます!(いつも私の拙い英会話に付き合ってくれるママさんたち、ありがとう!)
オランダにきて改めて、幼児活動のありがたさを感じ、前の職場を思いだしながら、やっぱり幼児活動って楽しいなと思ったのでした。
(お気にいりは、ベビーカーのおもちゃ。そういうことろは、やっぱり女の子なんだなあと思います。)
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