乳児湿疹とオイルフリーの罠。

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乳児湿疹は多くのママさんたちが、最初に悩む症状なんじゃないかなと思います。

病院にかかる最初のきっかけでもあったり。

私も悩んだうちの一人です。娘は、4か月ごろから症状が出始めました。顔、肩、背中と赤く乾燥し、ガサガサになってしまいました。見ていても痛々しい赤み。本人も痒いのか、掻いてしまい、流血していたことも。

そんな乳児湿疹を経験して、私が思うことは、

「子どもの肌には、薬はいらない」

ということです。

(シャンプーもいらなければ、塗り薬もいらないなんて言い出すと、ただのズボラな主婦に思われてしまいますが…実際、ズボラなんですが♪)

今はすっかり綺麗な状態になりました。子ども自身の力で治していくものなんだと思います。そうやって肌や免疫力、吐き出す力を高めていく過程に、薬は必要ないんです。

おそらく、娘の湿疹は私の子宮に溜まっていた毒を彼女が吐き出してくれていたんだなと思います。

しかしそう思うと、なんかしてあげたいと思うのが親心で。

娘の肌が荒れている状況を見ているだけは辛かったです。

湿疹が始まった当初は母乳だけだったので、母乳の質を上げるために、卵、乳製品を口にしないように気をつけたり、お風呂のお湯の塩素を和らげる精油を入れたりと1か月半ほど様子を見ました。

そして私は、そんな症状が出ているのにもかかわらず、五カ月を過ぎたからと早々の離乳食を始めてしまっていました。。これも治りを遅めてしまっていた要因かもしれません。早期の離乳食には、赤ちゃんにとってかなりの消化負担になるのです。西原式では、1歳まで母乳だけで育ててもいいと言われているくらい。離乳食は焦る必要なかったんだと思います。

そんなこんなで、なかなか症状が治まりを見せなかったので、ついに小児科の先生のもとへ。

ワクチンや薬をほとんど処方しない先生ですが、一か月様子を見たことを踏まえて保湿剤を塗って様子を見ましょうということになりました。

そして使用途中にその保湿剤は有効成分と二種類の石油成分で成り立っていることに気づきました。

「でも」というか、「だからか」、そのクリームとっっっっっても肌に浸み込んでいくんです。ぐんぐん入っていって、赤みが一瞬消えていきました。

そして私は、さらに気づいてしまいます。

その保湿剤のパッケージには「オイルフリー」の文字が書いてありました。よくありますよね?化粧品でも、オイルフリーって。

??石油が入っているのにどうして??

疑問がわいたので、メーカーに問い合わせてみました。納得しなければ、医師が勧めていても使用が出来ないと思いました。

メーカーに問い合わせの電話をしてみると、担当者の薬剤師から折り返すと言われ、何日かたち…再度電話し、折り返しを待って話すことが出来ました。

私:「石油成分があるのに、どうしてオイルフリーと書いてあるんでしょうか?」

薬剤師:「精製の段階で限りなく、水に近づいているのでそう表記させていただいております。」

私:「はあ。(うーん、そういわれても、、)」

薬:「点滴や、お薬にも使用されているものなので、安心してご使用下さい。」

とのことでした。「点滴」「薬」が納得してもらえるキラーワードとして、先方は出していたようですが、私にとっては、全く響かず。その場でキレキレのウィットに富んだ返しも思いつかなかったので、忙しい中折り返してもらっていたのも悪く思い、グダグダ言わずに電話を終えてしまいました。

恐らく同じような理由で、石油成分で作られた「オイルフリー」との表記がある化粧品はまだまだたくさん出回っていると思われます。

なので、シャンプーの時と同じように、売り文句だけではなくしっかり成分を見て購入するしかなさそうです。

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限りなく近づいているだけであって、石油は石油なので、成分にもそう表記されているんだと思います。水になっているなら、水でいいですもんね。

さて、娘の湿疹ですが、そのクリーム使用しなくなるとどうなったか、というと、

消えていた赤い湿疹がぶり返してきました。今度は何もせずに様子を見て過ごし、徐々に綺麗になっていきました。

子どもの治す力を信じることがいかに大切か、痛感させられました。

 

さて、私は薬剤師さんとの会話を一人振り返り、妄想してみました。

もしもこれが、「石油入りクリーム」ではなくて、

「ねんどおにぎり」だったら?(ねんど遊びのねんどですよ!)

もう意味が分かりませんが、頑張ってついてきてください。


妄想の私は、買った商品が「ただの」おにぎりではなくて、

「成分:粘土・水・食塩」

と表記されていたので、メーカーに問い合わせてみたら担当者からこんな返事をもらいます。

私「どうして、パッケージには国産米使用と書いてあるのに、成分は粘土なんでしょうか?」

担当者「製造の段階で限りなく、白米の触感や、香り、など近づいているので、そう表記させていただいております。」

私「はあ…」

担当者「給食や社食でも使用されているので、安心してお召し上がりください。」

おーなるほど!といって、食べれる方はどれほどいるんでしょうか?ましてや、それを子どもに食べさせられるのかなと。

もちろん、私食べませんけど。

もし実際にこんなことがあったら、即!ニュースのネタですよね。お肉が段ボールだったとか、醤油が人の髪の毛で出来てたとかは聞いたことがありますが。

でも、これが同じく体に入るものなのに、化粧品とか、日用品になっちゃうと違和感がぐーーんと薄くなってしまう不思議。

体に入っていく経路として、「口から」と「皮膚や、針で直に血管」では、明らかに後者の方が、解毒しにくので、体には毒なんですが。

もしかしたら、口からのルートは本能的に防衛反応が強く働くのかもしれません。化学物質の経皮毒なんて、人類の歴史でいったらほんと最近の出来事です。

だから「成分を見て、購入する・使用する」。

そのひと手間が、子どもを持つ親の責任だったりもするんじゃないんでしょうか。

近くの森は、緑がミドリしくてすごいことになっています。あちらこちらでカモさん一家も赤ちゃんが生まれて、子育てに忙しそうでした。命が芽吹く季節を、親子でのんびり過ごしています。


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