はじめてのオランダ幼稚園・小学校探し

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現在、娘はオランダの現地の小学校への入学を視野に入れ、現地の幼稚園に通っています。

オランダでは、2歳半から幼稚園、4歳から小学校と日本よりも早い段階で入園・入学となります。

そのため、「幼稚園探し、小学校探し」はほぼ同時に行われるのがオランダ式といった感じでしょうか。

様々な教育の選択肢があるオランダで、私たちは現地校を選びました。

オランダ現地校(小学校)のメリットと言えば

  • とても安い金額で通うことができる。年間安いところは、8000円、高いところは8万5000円など。平均では2万5000~4万円あたりが多いようです。また決まった金額ではなく、家庭ごとの寄付というスタイルもこちらでは多いです。
  • 英語教育も小学校から受けられる。高学年になることには、英語での日常会話も出来るレベルになっている子がほとんどです。
  • 現地の生活により溶け込んで生活していくことが出来るようになる。

一方、インターナショナルスクール(小学校)に通うとなると、学費が桁違いでかかります。公立のインターで年間およそ80万円(※オランダの公立インターは主にエキスパットの家族の方向けのため、移民で通うのは難しい)、私立では200万ほど。

しかしメリットもあり、

  • 英語と日本語の環境に専念できる。
  • 移住先を変える時にも対応できる。
  • 他の保護者や教師とコミュニケーションが英語で対応できる。

と色々考えましたが、結局のところ、学費が一番の決め手で、現在は現地の幼稚園に通っております。

私自身がいよいよオランダ語の習得を迫られるようになってきました…(汗)

さて幼稚園もまた色々な種類があり、移民が多く住む地域ではオランダ語習得に向けた早期教育を行っているところがあります。

VVEプログラム

https://www.nji.nl/nl/Kennis/Dossier/Programmas-voor-voor-en-vroegschoolse-educatie

また現段階の政策では、オランダ語が母国語でない家庭は、週二回分は無料で通うことができ、娘は現在週四回をその半額で通っています。

料金は行政からの支援を受けている・いないでかなり値段が変わるので、幼稚園ごとに確認が必要でした。また日本の保育園と同じように、幼稚園によっては世帯収入で月額が変動します。ちなみに、我が家は月額1000円ほどです。

探し方としては、グーグルマップに「peuter school」

などど入れて検索したり、近所を散歩しながら見つけました。

「peuter 」とは、オランダ語で「幼児」を意味します。

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あとは小学校と併設されている施設も多いので、小学校のホームぺージから幼稚園のリンクを見つけることもできます。

むしろ、「行かせたい小学校ありきで、そこの併設の幼稚園へ申し込む」という流れがオランダでは一般的な部分もあります。

小学校の場合は、行政のまとまって閲覧できるサイトがあるので、そこから検索するのが簡単でした。

こちらは、デンハーグ市のものです→ https://scholenwijzer.denhaag.nl/

シュタイナーやモンテッソーリなど、特殊な教育カリキュラムを施している小学校や、学力テスト上位のハイクラスの現地校はとても人気のため、小学校入学の際に有利になるように併設の幼稚園へ入っておくというのは重要なステップです。

我が家も小学校と幼稚園をいくつか実際へ見学にも行きました。

幼稚園は我が家のみの見学だったので、適宜英語で対応してもらいました。

小学校のスクールツアーでは、オランダ語のみで行われたため、施設見学といった感じで終わってしまいましたが…実際の子どもたちの様子もみれて良かったです。

小学校はとくに、学校によって集まる人種や家庭の層、宗教色の有無など千差万別。ホームページには書いてなくとも、行ってみたらほぼ白人のお子さんがだけ通われている学校だったりなどの話はよくあります。移民が人口全体の3割ほど住んでおり、加えてオランダ人といっても様々な背景の方が混在するオランダでは、地域によって見せる表情は様々です。

2019年の段階では、4歳の小学校入学に向けて、3歳の誕生日後に決まった期間ごとに一斉に申し込みを行います。学校側は、優先事項をあらかじめ公表しておりその項目により沿っている子を順次入学させるという方法になります。

優先事項の例としては…

  • 学校の周辺に住んでいるか(郵便番号が指定されていまいした)
  • 兄弟は既に入学しているか
  • 附属の幼稚園に通っているか
  • オランダ語の幼稚園に通っているか

などです。これも学校ごとに異なります。

娘は既に3歳の誕生日を迎え、小学校への書類の提出も済ませました。

はじめはシュタイナー教育なども検討していましたが、家からの近さ(毎日送り迎え必須なのです)と、学力テストの結果、在籍の保護者・子どもたちの雰囲気、校舎の様子などを考慮して、家から近く宗教色も無い普通のオランダの現地校を第一希望にしました。

この申し込み方法も、まさに今年が初の試み。その前には0~1歳から申し込める制度で、人気校はものすごいウェイティングリストを抱えていたようです。更にオランダのママたちに言わせると、「ころころと法律が変わるのよね~」という意見をよく聞きます。

今住んでいる地域は、学力的に高い小学校が集中しているエリアなのですが、高ければそれだけオランダ語が出来て当たり前の環境で授業が進んでいきます。それが母国語が日本語の娘にとって吉と出るか凶とでるのか…まだまだこれからです。もしオランダ語の発達度合いによっては転校もありえるかもしれません。

果たして無事、希望通りの小学校に入学許可がもらえるのか、追ってご報告したいと思います。

次回は幼稚園の登園の様子など!

*最後までお読みいただきありがとうございました*

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2件のコメント

はじめまして。
ナチュラルな暮らしをとても共感しながら、読ませていただきました♪わたしも健康オタクなところがありまして!笑

現在、家族で海外移住を考えています。1歳半になる子どもがいるので、この先の教育のことも考えると、どこが適切なのか悩んでいます。。あと移住してからの収入面など。

生活スタイルや考え方など近いため、移住後の生活イメージがしやすく、勝手に親近感を持っています。

よっち様
コメントありがとうございます。お子さんの将来を考えると、どこで暮らすべきかというのは、大きな問題ですよね。私に出来る範囲でこちらの暮らしをお伝えさせて頂きますので、良かったら時折覗いていって頂けると幸いです♪

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