オランダでは4歳から小学校がスタートします。娘も4無事に迎え、オランダの地元小学校へ通い始めました。
(黒板はなくて、液晶とホワイトボード合体タイプ)
幼稚園から小学校へのスイッチは、人それぞれのためとくに卒園式・入学式はありません。大体の子どもたちは、4歳のバースデーを幼稚園で祝ってもらいそこが登園最終日として、先生たちとお別れをします。
我が家の場合は、入学2か月前に小学校の事務局からメールが入り、担任の先生の名前、クラスが知らされました。また入学までに、4回の午前中だけの慣らし登校が必要とのことでした。
学校によって様々なのですが、小学校、幼稚園が併設しているところはそのスイッチも先生同士の連携が取りやすいのでスムーズです。私はあえて、二つ通り向こうの地元小学校を選んだので、とくに先生同士が連絡をとってということはありませんでした。
さっそく小学校に電話をしてみるも、なかなか先生が捕まらず、先生から折り返すと言われて待ち続け、気が付くともう残り一か月になっており、焦って学校に連絡をして、ようやく先生と話すことが出来ました。
というのも、「午後三時までは授業があるので、それ以降に電話を」と書かれており、3時すぐは子どもたちの引き渡しでゴタゴタしてるだろうからなと想像し、4時に連絡すると「もう先生は帰った」と、事務の方より。早い、、。早すぎる。たとえこれがバケーション前日の勤務だとしてもこの時間で帰宅されてたので、あっぱれです。(笑)
これぐらい割り切って、仕事と自分の時間を生きたっていいです!
さて先生に娘の入学が迫っていることを伝えると、「ああ。そうだったねー」くらいののんびりスタイル。(笑)
そこから週2回は小学校、週2回は幼稚園というスケジュールをこなして最後は過ぎてゆきました。
(最後の幼稚園の森のお散歩です)
幼稚園の先生にも、いついつが誕生日だからいついつまでが登園で、いいですよね?と確認すると、全然娘のスケジュールを把握しておらず、「え?あらもうそうなの?」ぐらい。
分かってはいましたが、これがオランダ流ゆるゆるスタイルです(笑)
しかしこれぐらい緩くないと回らないのが、オランダの教育現場なんだろうなとも思います。オランダ語力がまちまちで、出身国もバラバラの子どもたちを一斉に見ている。その上、保護者対応はオランダ語と英語両方で行う。やはり大変な仕事だと思います。小学校の先生はまた来週もストライキで学校がお休みになりそうです。先生たちは待遇改善へ向けて戦っています。
娘はというと、慣らし登校にて、一度泣いてしまったようでしたが、基本オランダ語を理解出来ているとのことなので、無事小学校生活がスタートしました。
さて本当にこんなあっさりでいいのかというくらい、幼稚園のラストデイを迎え、最後に先生たちへお菓子のプレゼントをして、パパも一緒にご挨拶をしてきました。
あっと言う間の幼稚園生活でしたが、いじめっ子もいない、気さくなママさんパパさん方、優しくそしてオランダ語指導の熱心な先生方、と大変恵まれた環境で過ごした温かい幼稚園生活でした。
お気に入りの傘で寒い冬の雨でも頑張ろう。
*最後までお読みいただきありがとうございました*
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