東京の暮らしでは必要だったものが、住まいがオランダへと変わり更に必要が無くなったものがありました。
ミニマリストになりたい方には嬉しいかもしれない
「オランダ生活いらないものリスト」です。
〇フォーマルな服
以前書きましたが、私のオランダ生活では、結婚式、お葬式、入園・卒園式など式典に参加することがほぼありません。きっと二人目の子どもが産まれてもお宮参りなども行わないと思います。なので、基本お気に入りの普段着だけを所有し、オールシーズン過ごすことが出来ています。
〇フォーマルな靴・小物
必然と服が必要ないので、そのための靴やカバンもろもろもありません。喪服と結婚式に友人が手作りしてくれたウェディングドレスだけは、日本の実家におかせてもらっています。今の私には必要ありませんが、これだけは手放せず、娘に託したいと企んでいます。
〇たくさんの洋服
ハーグに住むようになって、洋服には本当にお金を掛けなくなりました。どんどん手放すばかり。東京に住んでいた時ほどの頻度でお出かけや食事会などはなく、友人に会うにも限られた回数しかありません。たまに日本の友人たちにも会いたいなと思うこともありますが、今は今でここののんびりなペースにマッチする「自分の好きなものばかり着る」生活も好きです。
また国が違えばお互い他人が何を着てきたか?ということに対してそこまで気にしなくなっていくようになりました。東京に居たことろは、おしゃれな友人たちを見ては、「いいな~」、「可愛い♪」、「私もおしゃれしなくては!」なんて思っていました。やっぱり東京は刺激的な街だなあと思わされます。みんな本当におしゃれなので、きっと帰ったらスイッチが入るのでしょう。友人に会うためのおしゃれは一時帰国できたときの楽しみとしてとっておきます。
〇病院の診察券・ショップカード
日本の病院では診察券がかならず発行されますが、オランダでは一度ももらったことはありません。歯医者さんにて次回の予約カードを「自分が欲しい」と言えば発行してもらう程度でした。最初の登録の段階で、保険証を持っていくとその後保険証すら提示しません。一度登録すれば完了です。その際に携帯番号も登録するので、次回の診察時にはテキストにてリマインドしてくれます。こういうところは、システムが行き届いていて本当に楽だなと思います。
〇子どもの登校に必要な備品
オランダの幼稚園、小学校では決まったものを用意、購入するように言われる機会がほとんどありません。一部、ブリティッシュスクールなどの私立校を除いてですが。例えば日本であれば、
- 制服
- ランドセル
- 通学帽
- 上履き
- 体育着
- 防災頭巾入れ
- お道具箱
- 鍵盤ハーモニカ
- 学習ドリル
- 手提げ袋
…などなどたくさんありますよね。オランダではおのおの好きなリュックに、好きな恰好で体育の授業。教科書や筆記用部も学校で至急され、体育がなければサンドイッチのお弁当だけ鞄に詰めて通っています。はじめのころはなんであんなペラペラなリュックで勉強出来るのだろうと不思議だったのですが、宿題も無く全て学校の中で完結しているからだということを先輩ママさんから教えて頂きました。そういう点では、子どもたちや親の負担というものは少なく済んでいるのが、オランダの教育環境の魅力の一つかもしれないですね。
〇お弁当グッズ
お弁当に関して掘り下げると、こちらでは、ハムとチーズを挟んだ薄いサンドイッチにりんごまるまる1個とか、ゆで卵1個とかそんな程度が定番です。またお昼の時間も短いようで、簡単にパクっと終わらせる方がベターなのだそう。
そのため可愛くカラフルなお弁当を作るための、細々した便利調理器具やグッズは必要ありません。お弁当箱も一段の簡単なものです。
実際に大人の人達を見ていても、みんな昼食の時間は、外を同僚と連れ立って歩きながら、サンドイッチ片手に食べて公園や森を散歩して終了です。お弁当を持って来ている人もタッパー一つもって歩きながら食べています。サクッと食べ、午後も5時前には仕事の見切りをつけ、片づけをしてそうそうに帰り、夕飯はのんびりと自宅で温かい食事をとるのがオランダスタイルです。
日本の定食が大好きなので、はじめのころはなんだか味気ないランチだなーなんて思っていたのですが、だんだんこの生活リズムもいいなと思えるようになってきました!
温かい食事は1日に1回。でも時間に追われずに存分にんびりとリラックスして、自宅で家族と満喫する。
日本の奥深く、多様多彩な食事文化も好きですが、
このミニマルな食事文化も、またいいものです。
*最後までお読みいただきありがとうございました*
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