オランダ移住で大変だったこと

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移住をすすめていく中で、今振り返って大変だったと思うことは、やはり

「家探し」でした。

事前準備で、弁護士さんからロッテルダムの不動産屋さんを紹介してもらいましたが、なかなか希望に合う物件が見つからず、また内見がすぐできない状態で決めるのを躊躇している間に、借り手が見つかってしまったりと出国前に家を決めることができませんでした。

先に旦那さんだけ行く方法も検討しましたが、まだ娘が小さいこともあり、母子だけになってしまうことと、私がフライトになれていないことなどを考慮し、家族一緒に飛び立つことにしました。そして最初はairbnbを利用し、現地についてから物件探しをすることにしました。

airbnbは二週間予約をし、その間に物件を決め、契約、引越しとなりました。

季節はちょうど、秋から冬に変わろうとしている時期。オランダは季節の変わり目によく、雨がふり、風も強いです。そんな天候の中、10店舗以上の不動産屋をまわり、内見したのは4軒でした。実は私たちが思っていたよりも、その時期にハーグの賃貸の家賃が値上がりしていたようで、なかなか予算、希望に合う物件が見つからなかったのです。(このころは、家が決まっていなかったので、全然観光する気分にもなれず、毎日ハラハラしていました…)

(秋の夕暮れです。どんよりな曇りも多いのがオランダの天気。)

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不動産屋さんの対応としては、快く対応してくれる場合もあれば、アポをとってほしいと言われて終わりの場合も。「仕事は何をしているのか?」と必ず聞かれるので、「これからオランダで事業を始める」というと、「(部屋探しは)難しいね。」と良いリアクションではないお店もありました。それでも家族三人で顔を出していたのが良かったのか、だいたいの方が優しく対応してくれました。

そして家も決まり、契約に進むことになりました。これから起業をして収入を得ていく私たちは、大家さんに

「先払いで6か月分払うこと」を条件に契約となりました。

そして契約時に必要とされたものは、パスポートやオランダ語に翻訳された戸籍謄本などの身分証明書とは他に、(私たちの場合なので、不動産屋によって違う可能性があります。)

  • 前の会社での就労していた証明になるもの(給与明細などで可)
  • 銀行の貯蓄額が分かるもの(ネットバンキングのスクリーンショットでも可)

以上のものが求められました。

そして、いよいよ家賃を払う!という時になり、事件が起こります。

初めの契約の話では、「6か月分ではなく、2か月分のみ先払いでいい」と先方から変更があり、そのつもりでユーロを用意していました。

しかし突然支払いが迫ったところで、6か月分の金額に契約が変更されていて、びびび、びっくり!

円での貯蓄はあっても、いきなりそんな大金をユーロで用意することにアタフタ。日本にいる家族に頼ろうか、どうしようかと悩むも最終的には、冷静に最初の話と違うからそれは難しいということを伝え、先方も納得し無事支払いが完了しました。

今では、ネットで家を探すのも簡単になりましたが、やっぱりお店へ出向いて話した方が、掘り出し物の物件や、より希望に合う物件に巡りあえると思います。

オランダ人相手ならば、なおさらに顔を突き合わせて話をした方が、スムーズだなと思いました。今住んでいる物件も、会話の中で隣に座っていた他のスタッフさんが、「あそこは改装終わったばっかりでいいんじゃない?」「階段も広くて、バギーも運べるわよ」と教えてもらいたどりついた物件でした。

子連れ移住の家探しは、本当に大変だと思います。私たちの場合は、意外と子どもと一緒にまわっていることで、相手ももしかしたら親身になってくれたのかもしれません。オランダ人の優しさに何度も触れることができました。

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