オランダ妊婦生活記録〜後期編、37週目~

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36週目にて、まさかの逆子が発覚しました。その後、正産期間近だったこともあり、助産師さんから一度病院でドクターにチェックしてもらってほしいと言われ、家の近くの総合病院へ行くことになりました。

逆子発覚から3日後、早速病院でチェックをしてみると、なんと!逆子が治っていたんです!

あーこれで、無事に助産師さんのもとで出産できると安心したのもつかの間でした。。

「お腹周りの大きさが小さいので、37週目にはバルーンと促進剤を使って出産しましょう」

とドクターから言われてしまったのです。もう自宅での出産は出来ないと。

確かに、4キロで産まれてくるオランダ人ベビーに比べたら、小さいですが、直前のエコーで測った息子の大きさは日本の平均ジャストでした。

私たちは日本人だからこれが普通のサイズなのだと言っても、なかなか納得してもらえませんでした。

海外で出産するというのは、その国の見方、見解の中で執り行われていくということなんだ、とこの時改めて思ったのです。オランダ人の視点で捉えられるお産。もちろん、そこでは「日本人の妊婦」の私は、オランダ人のフィルターを通して、異常なのか健康なのか見立てられていく。なので、やっぱり流されずに気になることはしっかりと伝えなくてはならないんですね。

二度三度、人を変えてドクターと話しました。

やはり胴回りの成長率だけが悪く、私の胎盤が機能していないのではと言われました。

それでも、私のお腹の中で少しずつですが、エコーの度に育っていた息子。これが自分にとって最後の出産と決めていた私は、出来たら自然な陣痛を待ちたかったのです。前回の娘の時には、破水から始まり、陣痛がついて来なかったために、促進剤での出産でした。

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ドクターは37週目に出産しなければ危険だと言っていましたが、もう少し待ちたいと何度も伝え、最終的には38週目にバルーンと促進剤で産むことになりました。

本当なら42週目まで待ちたいと思いました。しかし、そうするとお腹の赤ちゃんが危険な状態になりかねないともよぎりました。

何より私の中で決定打となったのは、36週目というタイミングで逆子になったこと。

胎児が逆子になるのは、伝えたいメッセージがあるとも言われています。

あのタイミングで赤ちゃんが逆子にならなければ、私が病院へ行くことにはなりませんでした。きっと、病院で安全に生まれたいという子どもからのメッセージなのではないのかなぁと私の気持ちを後押ししました。

自然な形で生まれるのはベターだけど、一番大切なのはお腹の子の気持ちに寄り添うことだとも思えたのです。

そして、入院の日が決まってからは、どうか自然に陣痛が来ますようにと、階段を昇り降りしてみたり、話しかけたり。結局陣痛は来ないまま。。慌てて、最後の出産の準備を整えて、入院の日を迎えました。

赤ちゃんの洋服が並ぶと、ほっこりします。

もうただ無事に生まれてくれることだけを祈っていました。

※最後までお読み頂きありがとうございました※

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