海外生活がもたらす価値観の手放し

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価値観ってその中にどっぷり浸かっている時は、「浸かってしまっている」という状態そのものに意外と気づけないものです。ましてやそれ自体が今の自分にとって、いい影響かどうかというのは、本当に判断が難しい。

私自身、海外へと生活の場を大きく移し、改めて気づかされたことは、たくさんありました。

日本で過ごした20代は、若くて、エネルギーが溢れて、自分に使える時間も今よりありました。

一方で、ものすごく心は不安定で、その不安定さを埋めるために、就職、転職、結婚、出産などの分かりやすい布石をおっていたような感覚もあります。

日本の若い女性は本当に忙しいと思うんです。

大学を出たかと思えば、仕事でキャリアを積むことを求められながら、結婚や出産という大きな舞台にのぼることを時には迫られる。

でも本当はもっと自由な選択であっていいはず。

結婚も、出産も全てじゃないと今は思います。

それはそれらを経験したからというよりは、オランダへ来て、実に様々な人生の選択をしている人々をみることができたから。そして、何よりみんな自分の時間を大切に暮らしているからです。

それぞれのライフスタイルがあって、それぞれの宗教、文化がある。干渉は極力しない。そうした空気間がここにはあるように感じられます。

男女問わずシングルで自分の趣味をひたすらに堪能する方もいらっしゃいます。

結婚はせずパートナーシップで子どもを持つ家庭もあります。

LGBTの方々のカップルで子どもを持つ家庭もあります。

子どもを持たない夫婦も素晴らしいし、一人っ子の育児も素晴らしい。たくさんの兄弟も素晴らしい。

ここにいると、それぞれがもつ背景など色々なものがそもそも違い過ぎて、お互いの生活、生き方なんて比較できません。

でもそれが、逆に今の私たちには心地よいです。

この感覚を求めて、東京を飛び出したのかもしれない、と思いました。

東京のきらびやかな生活とは違い、このオランダのちょい田舎町の生活は、地味でのんびりとしています。

東京のような安くて日本人にとって美味しい外食は、簡単にごろごろと見つかりません。

冬の気候は寒く、乾燥もかなり厳しい。白い空がひたすら続いていきます。雨や風も容赦ない。

カラオケも漫画喫茶もないし、きらびやかなファッションビルもありません。

でも、そうした環境は日々の暮らしのささやかな楽しみや幸せな瞬間を伝えてくれます。

材料に少しこだわって作ったおうちご飯を、温かい家で家族や友人と頂く。

フルーツやちょっといい贅沢おやつを買って、森の公園でピクニックする。

夏の晴れた夕方に、ビーチでのんびり過ごす。

ハーグでしかできないことではないけれど、ハーグにはるばるやってきたから発見できた幸せな時間です。

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*最後までお読みいただきありがとうございました*


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