ホームドクターの登録

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前のことになりますが、我が家のホームドクター登録までの道のりについて!

オランダでは、健康保険加入後に、各自で「ホームドクター」というものを登録します。診察をしてもらいたいとなった時には、始めに自分たちがホームドクターとして登録をしている一般開業医の先生のところへ行きます。それから専門医による診察が必要となれば、紹介をしてもらうといった流れです。

まずは健康保険を決めて、申し込みが終了後、送られてきたカードを持って登録をしにドクターのところへ行きます。

健康保険は全て民間に移行されているので、オランダには様々な保険比較サイトがあります。自分たちの条件を入力し、ウェブ上で保険料の査定をします。そして好みにあったサービスや金額の保険会社を選びます。

ちなみに18歳未満の子どもは保険料が無料です。

オランダの保険料の一月の平均が100ユーロぐらいだそうで、我が家は85ユーロほどのものにしました。

そして、大切なのが病院選びです。

我が家の方針としては、

  • 出来る限り薬に頼らない治療を提案してくれる
  • ワクチン接種を希望しない

この二点に理解があるドクターのもとで登録をしたかったのです。

こんな時頼りになるのが、ご近所さん♪移住仲間の皆さんは心強いです。

ご近所さんで自然派子育てをされている先輩ママさんから、

「アントロポゾフィー」のドクターを紹介してもらうことができました。

「?アントロポゾフィー?」と聞きなれない単語だったので、調べてみることに。

アントロポゾフィーとは、「人智学」を意味し、診療は「ホメオパシー」を基本とします。

「ホメオパシー」、薬嫌いな私たち夫婦としては気になっていましたが、今まで触れる機会がなかったのです。良い機会なので、アントロポゾフィーのドクターに登録しようということになりました。

ちなみにホメオパシーとは、

「約二百年前にドイツで体系化され、欧米、アジア、オセアニアで広く普及している自然療法です。(略)動植物や鉱物など自然由来の物質を極度に希釈した「レメディ」と呼ばれるものを摂り、人が本来持つ自己治癒力を引き出すことで、不快症状を緩和させ、病気を治そうとする療法です。」(『おかあさんとこどものためのホメオパシー』より)

病気にスポットを当てて、それを除去したり、症状を抑えたりする治療ではなく、その症状を抱えるその人全体にスポットを当てて治療する考え方が基本にあります。

ということで、一般的な西洋医学の診察とは異なります。

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そう、この「異なる」というところで、我が家はやや登録に時間がかかることになってしまいました。

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我が家もそろそろ、登録をしなければと思い、

でもいきなり登録に行くのも良くないよね?、一応アポと取った方がいいかな?と考え、サイトからメールを送りました。

しかし、何日たっても返信がなく。電話をしてみても、繋がらない。

何回目かの電話でやっと繋がったと思えば、その診療所の近くの少し大きめな医療センターで登録をして下さいと言われました…

何だか、登録をさせてもらえなそうな雰囲気が漂う中…

もうアポもないけど、家族3人で直接行ってしまおうー!!と以下のものを持って診療所へ!

  • 保険証
  • パスポート(念のために、でも結果、私たちの診療所は必要ありませんでした。)

行ってみるとまあまあ混みあっており、受付のお姉さんに登録をしたいと伝えると、そこでも医療センターで登録をしてと言われました。

しかし!ねばって、

「アントロポゾフィーの先生に診てもらい!」という旨を伝えると、

「それならば」ということでどうにか登録させてもらえることになりました。

やはり普通の西洋医学の診療所ではないので、念押しが必要だったようです。

受付のお姉さんには、「2,3カ月たって変更したいっていっても大変なのよ」風なことを言われ、おそらくホメオパシー治療を理解しないで来た方の対応など仕事が増えて大変なんだろうなと考えてしまいました。

そしてホームドクターの登録に行く場合は、月曜は混んでいるので、他の曜日をおすすめします!

病院や行政機関、月曜は混んじゃいますね、世界共通ですね。

こうして無事に、ドクターの登録を終えられました。

幸い我が家は、今のところみな元気に過ごしているので、まだドクターにかかっておりません。

もし診てもらえる機会があれば、また様子を報告したいと思います。

↓こちら、貸して頂いた本でとても読みやすく勉強になりました。おすすめです。


おかあさんとこどものためのホメオパシー [ 東京スクールオブホメオパシー ]


おかあさんとこどものためのホメオパシー

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