オランダの幼児検診

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子連れの移住では、移住先で子どもの健康管理が十分にできるのか?という点は大変気になるポイントだと思います。

今回は私たちが受けたオランダ、ハーグ市の1歳児検診の様子についてお伝えします!

市役所での市民登録を終えると、娘宛に手紙が二通やってきます。登録後すぐに来ました。(子ども関連は動きが早いのかな?)。

一つ目は、Jong Florenceからの手紙です。こちらは、0〜4歳までの乳幼児を対象に、健診や育児の相談にのってくれる場所であり、日本で言うところの保健所的な働きをしているようです。あくまでも健診が中心のため、医師はいますが診察は行っていません。診察をしてもらいたい場合は、ホームドクターへとはっきりと分かれているようです。

手紙には、名前、生年月日などの個人情報の確認と今までのワクチンの接種証明書の有無や、病院にかかっていた場合の日本の病院の連絡先の記入欄がありました。そうした内容を返信すると、私たちの場合は、後日センターでの看護師による簡単な施設の説明と、私たち家族についてのヒアリングがありました。

二つ目は、保健省からワクチン接種に関する手紙です。こちらも日本でのワクチン接種の証明書があるかどうかの確認がありました。「ない」と返信すると、後日こちらで接種出来るチケットが送られてきました。

 

ヒアリングでは、娘の発達に関することと、ワクチンの接種について聞かれました。日本の保健所をイメージしていたので、

前日はドキドキしながら英作文に励んでいましたが、

(どうやって伝えたら、受けたくないことが伝わるのか必死に考え、旦那さんとも打ち合わせをし…かし、)

受ける意思がないことを伝えると、思っていたよりもあっさりと話が進みました。看護師の方は、親切に行政の支援があるので、無料であるということを伝えてくれましたし、私たちの質問にも丁寧に答えてくれました。

ヒアリング後は、娘の1歳児健診に再度、こちらへ訪問しました。健診は平日の午前中でしたが、パパも同伴で来ている家庭がほとんどでした。さすが共に育児のオランダですね!

内容としては、

体重身長測定→医師との面談

だけで終わりです。医師との面談では、発育、ワクチン接種について、質疑応答です。こちらでもワクチンについては、受けない意思を伝えました。医師からは「大きな病気をした時には、必ずワクチン接種歴がないことをドクターに伝える」ことを言われたたけで終わりました。

 

そして、今回発見があったことが。

一つ目は、面談時に「ビタミンDのサプリメントを飲ませていますか?」との質問がありました。

オランダの秋~冬は日照時間が短く、日光を浴びることで作られるビタミンDが不足しがちとのことで、とくに4歳までの幼児には摂取を呼び掛けているそうです。オランダでは短い時だと、だいだい8:30くらいから明るくなり、16:30には暗くなっていました。日照時間が冬でもそれなりにある日本にはない習慣ですね。(そう考えると、日本の四季とか気候ってほんとよくできてるなと思います)

 

二つ目に保健省から届いた手紙には、

「オランダでは、95%の子どもたちがワクチン接種を受けています。」

との表記が。なぜこんなにも義務でなないにもかかわらず接種率が高いのか、それにはオランダの健康保険制度が関係しているようなんです。

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オランダの健康保険は全て民間に移行しているため、個人個人で必要なオプションを選択します。

個人の判断と責任に委ねられているのです。

もしワクチン接種が推奨とされている病気になってしまうと、

自己管理が出来ていなかったとして、

次年度の保険料の査定にひびいていまうことがある

とのことを面談の際に知りました。

こうした状態を避けるために、高接種率となっている可能性が考えられます。

日本も医療費の増大に、現行の健康保険制度では追いつかなくなってきている現状もあります。いつ民間移行されるのかも分かりません。

もし、移行された時に、オランダと同じような状況になることも考えられます。

その時には、私たちは、どちらを選択出来るでしょうか?

目の前のお子さんの免疫力でしょうか?

それとも、翌年の保険料の査定でしょうか?

(写真は健診時に渡されるこちらの母子手帳のようなガイドブックです。移民も多いのかガイドブックは英語バージョンで、もらえます!)


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